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2024年度オーストラリア短期留学 〜第9日目〜
楽しかったWoodend校での学校生活も、最終日が来てしまいました。あんなに日本が恋しく思っていたのに、いつの間にか、なんかまだちょっと帰りたくないなぁ。。。という気持ちになっているから不思議です。
今日は、お別れのFarewell Ceremony が予定されており、明星の子どもたちは言葉ではなく、パフォーマンスでお礼の気持ちを伝えました。そのための練習もかなりの時間をかけてやってきました。
朝の1、2時間目をリハーサルに充てさせてもらい、最終確認。
その後、最後のRecess(休み時間&おやつ)を楽しみました。Recessの時間の様子をみると初日とは雲泥の差です。おそるおそる過ごして、明星の子ども同士でかたまり気味だった子どもたちは、すっかりWoodendの子どもたちと混ざって楽しそうにおやつをパクパクしています。素敵な光景ですね。これだけでもこの留学の価値があると感じます。
全校児童、ホストファミリーが集まる体育館でのFarewell Ceremony がいよいよ始まりました。Woodend校の司会の子が紹介。いよいよ明星チームのパフォーマンスの時がやってきました!
トップバッターは、長い歴史の中でも過去に例のないパフォーマンス「影絵」です。日本の昔話の『かちかち山』を少しマイルドに味付けをしなおして披露しました(^ ^)。苦労して作った人形や水を表現するためのセロファンも綺麗に映り、見ていたWoodend校の子どもたちも歓声をあげていました。
ダンスを披露したチームはキレの良い踊りを披露して、会場から手拍子が湧き大盛り上がり!
そして、『桃太郎』を英語劇で披露したチームもありました。Woodend校の日本語の授業でも桃太郎を扱っているそうで、そのせいもあり、みんな楽しそうに見て笑ってくれていました。
さらに、チアリーディングとバスケットボールのドリブル技を組み合わせたチームの発表。極め付けはパントマイムです。日本から持ってきた四角い鞄がどうしても動かない!というパフォーマンス。「誰か動かせる人?」と問い掛けるとWoodendの子どもたちがたくさん手をあげてくれて、その中の低学年の子が動かすと。。。なぜかカバンはすんなり動かせて拍手喝采!
ダンスとコップパフォーマンス、そしてけん玉を組み合わせて披露したチームが続き、ダンスと縄跳び、マット運動のチームで締めくくりました。とてもバラエティに富んだパフォーマンスを披露することができました。見ている子どもたち、先生たち、そしてホストファミリーの皆様もとても楽しくみてくださいました。自分たちの得意なものを上手に組み合わせて披露できるのは、明星の子どもたちの大きな力です。会場からも大きな拍手が湧いていました。
最後に全員で『となりのトトロ』を歌って、明星チームのお礼の気持ちを込めたパフォーマンスが無事に終了しました。その後の職員室でのWoodendの先生たちの話題は明星のパフォーマンスのことでいっぱい。一体どれだけの時間をかけて練習してきたの?と驚いていました。
Woodend校から一人一人にプレゼントをいただき、ホストファミリーと子どもたち全員で記念撮影をしてFarewell Ceremony は終了しました。
最後のお昼ご飯はクラスで食べ、いよいよ下校のベルがなってしまいました。
先生やお世話になったクラスバディーにお礼を言って、下校です。
一つ一つのことの前に「最後の」がついてしまいます。最後の週末。最後の土曜日を過ごしたら、日曜日に出発です。
パッキング頑張らなきゃね。荷物と一緒に、たくさんの素敵な思い出も持ち帰りましょう。
つづく
(文責:国際担当 小関)
※週末に入りますので、次のブログ更新は日曜日以降になります。