2024.12.27

台湾短期留学 2024　〜第二日目〜

ホストファミリー宅での初めての夜を過ごして、全員元気に登校してきました！

ホストファミリーの送迎で学校についた子どもたちは、図書館に集合。すぐに体育館での全校児童によるウェルカムセレモニーに向かいました。

セレモニーでは、Dong Haiの子どもたちによる楽器の演奏が披露され、その後1人ずつ全校児童の前で明星の子どもたちが紹介されました。
毎年感じることですが、本当に温かい歓迎をしてくださり、いったいどれだけの時間を我々を迎え入れるための準備にあててくださったのかと、想像するだけで途方もなく感じられるほどの大歓迎です。

明星のメンバーが紹介された後は、映画『猫の恩返し』の主題歌『風になる』を日本語と台湾語で一緒に歌いました。あらかじめ明星の子どもたちも、Dong Haiの子どもたちも練習をしていたので、とても素敵な大合唱になりました。しかも伴奏は子どもたちの演奏です！！なんて素敵な瞬間でしょう。

日本から海をわたってやってきた国・台湾で、
『Dong Haiの子どもたちの演奏で、明星とDong Haiの子どもたちが同じ歌をそれぞれの言語で歌い合う』
言語も文化も超えた友情が歌を通して芽生える瞬間を目の当たりにできるのは、何て素晴らしいことでしょうか。
国際交流プログラムは、準備から実施まで本当にさまざまなエネルギーを要します。しかし、このような瞬間に全ての苦労が報われます。
今年も素晴らしい交流の花をDong Hai校に咲かせ始めることができました。ここからの日々がますます楽しみになりますね。

セレモニーの後は、それぞれのクラスに分かれて授業を受けました。初めての台湾での授業であると同時に、我々が準備してきたプレゼンテーションを披露する機会でもあります。
『Japan Quiz』と題して用意したプレゼンテーションは、全部で10問のクイズ。「富士山の高さは？」答えの選択肢は、
1)333m
2)3776m
3)3952m
ただ単に選択肢をつくのではなく、実は3)は台湾で1番高い山、玉山の高さです。そのようなことにも触れながら、お互いの国のことに理解を深めていきます。

プレゼンテーションの後は、ドッチボールのやり方の説明をしました。
ドッチボールのやり方なんかみんな知ってるのでは？と思われるかも知れませんが、子どもたちが紹介したのは、『明星ドッチボール』という、少し変わったドッチボールです。明星の子どもたちはこのドッチボールが大好きで、学校でも楽しんでいます。通常のドッチボールは、一度当たると外野から当て返さないと内野に戻れません。ドッチボールが苦手な子は永遠に外野です。明星ドッチボールはボールを3つ使い、味方がボールをキャッチすると、1人ずつ外野が内野に戻れるルールなので、みんな必死にボールを取りにいきます。そしてなんと、3つのボールのうち1つは「ゴールデンボール」と呼ばれていて、そのボールをキャッチすれば味方が全員内野に戻れるという、1発逆転が可能なドッチボールです。そのドッチボールを台湾のお友だちに教えてあげました。
ルール説明のビデオを作って行ったので、すぐにルールを理解してくれました。新しいルールのドッチボールを気に入ってくれるか心配していましたが、みんなとても楽しそうにプレーしていました。月曜日には、6年生全クラスで明星ドッチボール大会をやることになりました！！楽しみです！

Dong Haiの給食は、日本と少し違います。子どもたちは給食のために容器だけを学校に持参し、そこに給食をよそっていただきます。初めての台湾の給食を食べた子どもたちは、「あのお肉のやつめちゃ美味しかったー！！」と感想を言っていました。明星はお弁当なので、給食自体が珍しく、体験できて嬉しかったことでしょう。初めての給食が台湾！すごいことです^ ^。