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PHILOSOPHY

- 個性尊重
- 自主自立
- 自由平等
建学の教育理念は、
『個性尊重・自主自立・自由平等』です。
この教育理念の下で、明星学園独自の
校風を築き上げ、100年余の歴史を刻み、
今日に至っています。
明星学園の教育建学の精神
中学校の学び
100年前から探究型学習

考える
自分の頭で考え、自分の心で感じ、自分で行動していく
自主自立の力を育みます
一方向ではない課題解決型の授業で、自分の考えを持つこと、自分の心で
感じること、自分を表現していくことを学びます。また、総合研究科の授業を通して、「主体的・創造的に探求する力」を養います。
行事も自分たちで作っていくことを通して、「自主自立の力」を育みます。

広げる
本物との出会いが、一人ひとりの
個性を開花させます
授業を通した学問・芸術・スポーツの本質との出会い、行事を通した自然との出会い、民家泊体験・特別授業を通した異文化との出会い、そして何よりも多様な個性をもった仲間たちや先生との出会い。こういった「本物との出会い」を通して、生徒一人ひとりの個性(可能性)を開花させていきます。
成長する
仲間とともに高め合う力を
育みます
探究型の授業や教科外活動を通して、自分の頭で考えるだけでなく、他者の考えを受け入れ、仲間とともに授業をつくっていくことを学びます。また、多様な物の見方・考え方をする仲間たちと行事をつくっていくことを通して、仲間とともに高め合っていく共同性を育みます。

ADMISSION ー入学希望の方へー
自分の道を切り拓く卒業生!

町田 美雪 さん
American Musical and Dramatic Academy (AMDA)
Intergrated certificate program
2020年度 中学校卒業 (小中高)

金澤 拓郎 さん
成城大学
経済学部 経営学科
2020年度 中学校卒業 (小中高)

中山 えみ さん
筑波大学
人間学群 教育学類
2020年度 中学校卒業 (小中)

渡邊 理奈 さん
関西大学
政策創造学部 国際アジア学科
2020年度 中学校卒業 (中)

渡辺 みのり さん
東京都立大学
人文社会学部 人文学科 中国文化論教室
2019年度 中学校卒業 (小中高)

藤石 奎都 さん
白梅学園大学
子ども学部 発達臨床学科
2019年度 中学校卒業 (中高)

井口 直也 さん
東京理科大学
理学部 第1部 数学科
2019年度 中学校卒業 (小中高)

薮田 有以子 さん
立教大学
社会学部 社会学科
2019年度 中学校卒業 (小中高)

山口 恭 さん
立教大学
経済学部会計ファイナンス学科
2019年度 中学校卒業 (小中)

神戸 毅裕 さん
明治大学
経営学部 経営学科
2019年度 中学校卒業 (中高)

廣瀬 万菜美 さん
筑波大学
人文・文化学群 人文学類 言語学コース
2019年度 中学校卒業 (小中高)

田山 莉沙子 さん
實踐大學
台北校工業產品設計學系
2019年度 中学校卒業 (中高)

田口 優兜 さん
工学院大学
建築学部建築デザイン学科
2019年度 中学校卒業 (小中高)
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町田 美雪 さん
American Musical and Dramatic Academy (AMDA)
Intergrated certificate program
2020年度 中学校卒業 (小中高)
中学生時代に一生懸命取り組んだこと
部活と習い事です。先生に相談し合唱部を作り、当時合唱部の部長をしていて、合唱コンやコンサートなど出させて頂きました。 外部では、ミュージカルを習い始め、習い事とはいえ、習い事のレベルではなくとても大変で、学業との両立という面でも頑張っていたと思います。ミュージカルの方でもクラスのリーダーという役割を任されていたので、人をまとめる力や対人関係スキルが得る事ができたと思います。
卒業研究のテーマ
"Broadway musicalの魅力とは"です。 卒業研究は自分の将来、自分のためになる事を研究したかったのと、舞台人で魅力を伝える側になりたいからこそ、改めて研究してみたかったからです。ある一つのミュージカルを題材にして、フルの動画、台本などを使い深掘りしていく形で研究していきました。
現在の自分
今はマンハッタンにある2年制の学校に通い、ルームメイトと寮生活をしています。私の学部はミュージカル(統合)なので主に歌、演技、ダンスを学んでいて、他にも歴史や発音、ソルフェージュなどのクラスもあります。中学時代と比べて成長したと思う部分は、鍛えられた精神力だと思います。
後輩である中学生へのメッセージ
学校生活を全力で楽しみつつ、中学生のうちから少しずつ自分が将来何をしたいのか考え始めるといいと思います。高校生になって、自分のやりたい事が明確になり、やりたい事に向かって真っ直ぐ努力できるので良いと思います!早いに越した事はないです!

金澤 拓郎 さん
成城大学
経済学部 経営学科
2020年度 中学校卒業 (小中高)
中学生時代に一生懸命取り組んだこと
中学校時代にやや一生懸命に取り組んだことは野球部の活動とテストです。兄が野球部だった影響から親と先生の圧力により自分の意思ではなく野球部に入部したが結果的に忍耐力と今でも交流のある友達と出会えたので良かったと思っています。テストは私の時代では先生に聞けばテストの総合順位を教えてもらえたので、より上の順位を目指してテスト前の一週間くらいだけちょっと頑張って勉強していました。
卒業研究のテーマ
テーマは『混雑駅が生まれる理由とその改善策』で駅の混雑を改善するべくいろいろ試行錯誤していました。まず混雑しそうな駅をリストアップしてその駅に実際にラッシュアワーにフィールドワークを行い、駅で混雑が発生するメカニズムを観察してそれを改善するための方法を考えるみたいな感じで研究を進めました。しかしリサーチが不足していたため、あまり満足のいく研究結果にならなかったのであと二年くらいだけ研究したかったと今でも思っています。
現在の自分
今は他の大学のクイズ研究会でクイズ三昧の日々を送っています。自分のやりたいことをやるために自分の全く知らないコミュニティーに単身で特攻出来るようになったという点は中学校時代に比べて成長した点と言えるかもしれません。競技クイズは自分にとって初めての熱中して仲間と競い会えるものなので今が非常に楽しいです。
後輩である中学生へのメッセージ
勉強でも運動でも趣味でも、何かしら熱中できるものを中学生のうちに見つけられたら今後の人生の指針が何となくわかってくるから、頑張って熱中できるものを探してください。

中山 えみ さん
筑波大学
人間学群 教育学類
2020年度 中学校卒業 (小中)
中学生時代に一生懸命取り組んだこと
中学時代は、部活を兼部したり、自治会で書記を務めたり、合唱コンクールで指揮をしたり、卒業論文・卒業制作・受験勉強をしたりと、三年間のどの時期も、いつも複数のことに同時に取り組んでいました。中学校で挑戦した様々な経験が土台となって、そこから今の自分の活動の幅が広がっていると感じます。
卒業研究のテーマ
テーマ:「野球の投動作は人間の構造からみて自然なのか ~大谷翔平が肘を壊したのは仕方なかったのか~」 そのスポーツに適した上手な動作でも、その動作の繰り返しによってケガをすることがあります。私はスポーツ動作自体に無理があるのかもしれないと思い、野球の投動作中の肘関節に着目して、関節にかかる力と耐えられる力を実験と計算で求めて比べました。
現在の自分
8年生のときに誘われて始めた陸上競技に、今も取り組んでいます。また、学問としては教育学を専攻しています。陸上競技でも教育学でも、中学時代には予感もできなかった広い世界に触れています。相変わらず活動を一つに絞れないスタイルですが、自律することや他人を頼ることができるようになり、兼業の仕方に成長を感じます。
後輩である中学生へのメッセージ
私は進路を決めるとき、そこでどんな人に出会うか、どんな人に囲まれているかを想像するという方法を取ってきました。面白い人が豊富な明星学園で、沢山の素晴らしい出会いがあったからこそ、大事にしている価値なのかなと思います。

渡邊 理奈 さん
関西大学
政策創造学部 国際アジア学科
2020年度 中学校卒業 (中)
中学生時代に一生懸命取り組んだこと
中学生時代、私は勉学に全力を注いでいました。将来の目標である行きたい大学に進学するため、日々の勉強は欠かせないものでした。学校が終わった後は塾に通い、忙しい毎日を過ごしていましたが、その中でも友達との時間を大切にし、一緒に遊ぶことも欠かしませんでした。中学校で出会った友人たちは私にとってかけがえのない存在で、今でも連絡を取り合い、良い関係を続けています。この時期に培った努力する姿勢と友情は、今の私の基盤となっています。
卒業研究のテーマ
私は新型コロナウイルスの影響で、学校に通学することができませんでした。そのため、卒業研究に取り組む機会がありませんでした。
現在の自分
現在、大学では専門的な学びに取り組んでおり、これまでの勉学とは異なる深い専門性に日々驚かされています。私の学科ではアジアの国際関係について学んでおり、社会問題や日本ではあまり目にすることのない他のアジア諸国の課題にも触れています。これらの問題を解決するために、多角的な視点でアイデアを考えたり、マーケティングの知識を活用したりする方法を学んでいます。一人でも多くの人が救われるよう、より豊かで持続可能な世界を目指して研究を続けています。
後輩である中学生へのメッセージ
自分の目標や「やってみたい!」と思うことがあれば、ぜひ恐れずに挑戦してみてください。挑戦することには不安や難しさを感じることもあるかもしれませんが、何事も最初からうまくいくことは少ないものです。それでも、やりたいことに挑戦するという気持ちはとても素敵なものです。その一歩一歩が、将来の自分を大きく成長させてくれます。自分を信じて、可能性を広げる中学校生活を送ってください!キラキラ輝く自分最強!

渡辺 みのり さん
東京都立大学
人文社会学部 人文学科 中国文化論教室
2019年度 中学校卒業 (小中高)
中学生時代に一生懸命取り組んだこと
学級活動や部活動、有志参加行事(奥阿賀での農業体験、陸前高田での震災学習)、高校生向けの大学講座などに取り組みました。これらの経験を通して興味を持ったことに臆さず取り組む姿勢が身につきました。大学生となった今に至るまで、この姿勢のおかげでたくさんの学びや出会いに恵まれています。
卒業研究のテーマ
「なぜ日本人から着物離れが進んだのか」というテーマについて、文明開化が大きなきっかけではないかと考え、仮説を立てて調査した結果、衣服や住環境の変化に理由があることがわかりました。実際に着物を着て生活し、大学の先生に質問するなどの研究活動を通して、自ら学ぶ楽しさを知る機会になりました。
現在の自分
大学では中国文学を専攻しており、特に1930~40年代の作品に興味があります。 また、ダイバーシティ推進室の学生支援スタッフとして聴覚障がいがある学生の情報保障(授業のパソコンテイク)に携わっています。 様々な人と日々関わりながら、授業や支援活動を通して新たな学びや気づきを得ることで視野が広がり、少しずつ成長できている実感があります。
後輩である中学生へのメッセージ
大学生になった今、中学校生活は自分の将来につながるような大きな変化に富んだ時期であったと実感しています。 ぜひ自分と向き合いながら明星学園という素敵な環境で学び、様々な経験をし、好きなこと・得意なことを見つけて大切にしてください。

藤石 奎都 さん
白梅学園大学
子ども学部 発達臨床学科
2019年度 中学校卒業 (中高)
中学生時代に一生懸命取り組んだこと
卒研のほかに、7年生の時に行った英語の暗唱コンテストです。アルファベットもまだ覚えておらず、テストの点数も悪かったですが、家族にも協力してもらい、一生懸命暗唱しました。代表には選ばれませんでしたが、発表を終えた時、一生懸命やったからこその楽しさや達成感を味わうことができ、嬉しかったことを今でも覚えています。
卒業研究のテーマ
「どうしたら障害者差別がなくなるのか」というテーマで研究しました。先生と特別支援学校や特別支援学級、インクルーシブ教育校に出向き、現場の先生方に話を伺ったり、映画「みんなの学校」を観たりしました。明星の先生が興味のあることについて、一生懸命考え、サポートしてくださったからこそ、「さらに深く学びたい」と思い、今後の進路につながりました。
現在の自分
中学校での卒業研究がとても楽しかったため、心理や教育、福祉などが学べる大学に進学し、毎日楽しく過ごしています。放課後等にデイサービスや保育園でのアルバイトも行い、現場経験を積んでいます。大学では幼稚園教諭の免許と保育士資格を取る予定ですが、就職は放課後等デイサービスや行政の福祉課なども視野に入れようと思っています。
後輩である中学生へのメッセージ
明星学園は自分の興味のあることや頑張りたいことを先生が全力でサポートしてくれる学校です。この時期に卒業研究や明星学園の授業を受けられたことは、今後の人生にとって大きな財産になると思います。是非、明星学園で自分が熱中できることを見つけてください。

井口 直也 さん
東京理科大学
理学部 第1部 数学科
2019年度 中学校卒業 (小中高)
中学生時代に一生懸命取り組んだこと
中学校時代には、何か特定のことに3年間熱を持って取り組んだというわけではなく、将棋に少しはまったり、ルービックキューブにはまったと思ったら、素因数分解をするだけのゲームをしていたりなど興味がすぐに移っていました。自分のやりたいことをする中で、自分の知らない面を知り、自分をより知ることができました。
卒業研究のテーマ
4×4オセロについて、先手と後手の差をなくす方法について考察しました。もともと、このオセロについての先行研究によって後手が有利で、後手番が間違えない限り必勝であることが知られていました。それを踏まえて、先手番に角を最初から与えるハンデを与えて、何枚のパターンなら有利不利がなくなるのかについて調べました。
現在の自分
大学数学における基礎を幅広く勉強しています。具体的には、球面など曲面上の幾何学、無限大を含めた区間での積分などを扱う解析学などの高校までの数学の続きともいえる分野があります。また、四則演算の一般化した「環」などを扱う代数学、距離や開集合などを扱う位相などの大学から詳しくやるような学問分野があります。
後輩である中学生へのメッセージ
様々な分野に興味を広げて、挑戦してみたいと思ったら行動してみる。そんなことができる時期なので、やりたいことを探したり、さらに深堀したりして自分らしさを磨くような中学校生活にしてください。

薮田 有以子 さん
立教大学
社会学部 社会学科
2019年度 中学校卒業 (小中高)
中学生時代に一生懸命取り組んだこと
卒業研究と民泊などの体験への参加です。一年かけて取り組む卒業研究は自分の考えや世界を他者に共有できるとても貴重な挑戦となりました。また、奥阿賀や沖縄、陸前高田での民泊体験では沢山の出会いがあり、自分とは違う「あたりまえ」を沢山体験できる機会でした。また、その後の学校生活で民泊体験の機会はなかなかなかったためとても貴重な経験だったと感じています。この二つの経験を通して、他者を通して、他者との違いから自分自身を知ることができ、相対化した自分に出会えました。ここでの学びが今も活きています。
卒業研究のテーマ
卒業研究は「どうしたら同性婚は法制度化されるのか」というテーマで取り組みました。中学1年生の頃出会った本をきっかけに、セクシュアルマイノリティに対する差別に、問題関心があり、その中でも「同性婚の法制度化」という具体例に焦点を当て研究をしました。9年生や先生方への意識調査アンケートや当事者の方へのインタビューを行い、同性婚の法制度化に対して、またセクシュアルマイノリティに対して身近な人々がどんな距離感で接しているのか、また当事者と社会の距離感などを考察しながら、「法制度化」に対して意識面からアプローチをした研究でした。
現在の自分
現在は、社会学や教育学を通して、マジョリティとマイノリティの不均衡から起こる差別や、セクシュアリティやアイデンティティと社会の関連性を学んでいます。自分の今の学びは中学校の卒業研究の延長線上にあり、より多くの構造的な差別やマイノリティの事も学びたいと、自分の見えている世界が大きく広がった形です。
後輩である中学生へのメッセージ
中学校生活では、たくさんの出会いがあり、その出会いやご縁が今もつながっています。民泊体験や部活動での経験が、思ってもみないところで自分の背中を押してくれたりもします。ぜひ、「ちょっと大変だな」と思うことも、「ちょこっとめんどくさい」と思ってしまうことも、少し勇気を出して飛び込んでみてほしいと思います。そこでのたくさんの出会いがいつかの自分の背中を押してくれると思います。

山口 恭 さん
立教大学
経済学部会計ファイナンス学科
2019年度 中学校卒業 (小中)
中学生時代に一生懸命取り組んだこと
中学時代、私は「推し活」に熱中していました笑。いつ何時も推しが大好きだった私は、授業の【課題】について、推しのコンテンツに関連させて考えるなど、推しへの熱量を勉強にも向けており、明星の先生方はそんな私を優しく見守ってくれました。このときの「推しに対するエネルギーを勉強や課題解決に活かす」という精神は、今も私の原動力になっています。
卒業研究のテーマ
私の卒研テーマは「ラクな勉強法」でした。このテーマを選んだきっかけは「推しの活動休止発表」です。これに対し「推しと活動休止までの期間を全力で楽しみたい。けれど、学生たるもの勉強はしなければいけない…」そのジレンマの中で、「推しと活動休止までの期間を楽しむために、推しに多くの時間を割くために、効率的でラクな勉強法を探したい!」と思い、集中力の高め方や効率的な暗記の方法、テスト対策などを文献から調べ、それを実践してみるという研究をしました。
現在の自分
現在は長期インターン、通信教育のチューターなどに挑戦し、会議など「自分の考えを伝える力」が求められる場面では、明星学園の授業で培った思考力や発信力を活かしています。また、最近は段々と論理的でわかりやすい表現が瞬時にできるようになったという成長を感じ、この成長は明星学園での学びがあったからこそのものだと思っています。
後輩である中学生へのメッセージ
温かな先生方とユニークで優しい仲間に囲まれながら、大好きなものを追いかけた、そんな明星学園中学校での3年間は、私にとっての宝物です。皆さんも、自由で無敵の3年間を全力で楽しんで、忘れられない宝物をたくさん作ってください!

神戸 毅裕 さん
明治大学
経営学部 経営学科
2019年度 中学校卒業 (中高)
中学生時代に一生懸命取り組んだこと
中学校時代には部活動に注力しました。特に、明星学園の陸上競技を通して主体的に物事にあたるということを一貫して学びました。一般に想像されるような堅苦しく、熱烈な陸上部員ではなくて、盲目せずに多角的な視野で様々なことに取り組んでいたと思います。そういった能力が高校以降の大学生活にも大きく役立っています。
卒業研究のテーマ
陸上競技短距離種目における100mタイム向上を目的とした二軸走法についての研究を行いました。二軸走法は従来の一軸走法と異なり、日本人の骨格に対応した走法であり、それを体現し実際に世界でのメダル獲得を成し遂げるなどの成果を挙げています。高校でも陸上を続けようと志していた自分にとっては非常に有意義かつ新鮮なものでした。
現在の自分
現在、私は明治大学経営学部に所属し学業と陸上競技の両立を図り、双方での高い水準での活躍を目標に精進しています。その中で、特に大切にしていることは、明星学園で培った主体性と自分のペースで物事を進めることです。一つに没頭するのではなく、時には隣の芝をのぞいてみることもまた、成長につながると思っています。
後輩である中学生へのメッセージ
明星学園中学校は自分のしたいことに対して親身に応援してくれる環境と先生に溢れています。通常では見つけにくい、自分を認め、表現するという大切なことを育ませてくれます。そして何より立地が良いです。青春時代を青々とした吉祥寺で過ごせることは、幸せです。

廣瀬 万菜美 さん
筑波大学
人文・文化学群 人文学類 言語学コース
2019年度 中学校卒業 (小中高)
中学生時代に一生懸命取り組んだこと
私は中学校から弓道部に入りました。多くの先輩、同級生、後輩たちと共に、合宿や遠征なども含めとても楽しい経験ができました。また、副部長を2年間務め、周りを見る力がつきました。競技面でも、国体選考会に参加し、選手にはなれませんでしたが途中まで選考に残ることができ、自信にもなる良い経験ができました。
卒業研究のテーマ
弓道の特定の型が現在主流でない理由を調べました。文献で歴史を調べ、その型の流派を受け継いでいる筑波大学弓道部に見学に伺い、監督の先生にお話を伺いました。結論としては的中率に大きな差はなく、主流でない理由は歴史的な経緯にあることがわかりました。この卒業研究が筑波大学を目指すきっかけになりました。
現在の自分
ずっと憧れていた筑波大学に進学することができ、弓道部にも所属しました。一人暮らしとの両立が難しかったこともあり今は勉学に集中していますが、部活をきっかけとして自分自身への理解も深まり、とてもいい経験でした。大学では言語学を専攻し、言語の歴史的な変化や言語同士の比較などについて学んでいます。
後輩である中学生へのメッセージ
中学校時代は自分のしたいことに比較的自由に取り組める期間だと思います。好きなことに夢中になる経験は貴重ですし、その中で将来の進路が見つかることもあります。興味のあることをどんどんやってみてほしいです。

田山 莉沙子 さん
實踐大學
台北校工業產品設計學系
2019年度 中学校卒業 (中高)
中学生時代に一生懸命取り組んだこと
絵は、私が唯一途中で辞めずにずっと続けていたことでした。 ただ、小学までは描きたくて何かを描いたことはありませんでした。 中学生に上がった頃、抽象画を描くようになりました。キャンバスにガラクタを貼り付けて、好きな色を重ねました。それが私の初めて意識して行った自己表現でした。 私が変わったのは、中学校の影響が大きいと思います。 自分の意見を発言したり、人の考えを聞くことで、もっと自分の内面を伝えたくなったし、人を知りたいと思うようになりました。 また、教師も一人のアーティストのようで、自分の教科を面白いと思ってほしい、という熱意に触れて、触発されたのだと思います。
卒業研究のテーマ
「人の容姿の魅力の謎」 人間の容姿に関する「美しさ」に絞って、「美しさ」とはどういうことかを自分なりに研究しました。 そもそも、「美しい」という言葉はどんな物や感情を指すのか。 世界各国の文化によって変化する「美しさ」の基準を調べ、比較して、その理由を考えたり。 また、普遍的な美とはどのようなものか調べることで、人間の生物的な本能で視覚的な情報から人を判断することも分かりました。
現在の自分
私は今、台湾台北でデザインを学んでいます。 何故台湾の大学に決めたのかというと、新しい環境に触れてみたかったからです。実際、日本とは全部違います。ただ、台湾の気楽でマイペースな雰囲気は明星に似ていて過ごしやすいです。 私の大学では、どうやったら魅力的に見えるか、何を表現したいのか、ということに重点を置いています。教授も我々をプロとして見ているので、意見をぶつけ合いながら、より良い作品を作れるよう切磋琢磨しています。
後輩である中学生へのメッセージ
私は学校は勉強する場所と思っていたので辛かったです。しかし、夢を叶えるため、あたらしい夢を探すために、いろんなことをおもしろがる場所と思うようになってからは、楽しくなりました。 明星中学が教えてくれることは教科書の中にはありません。人と人との繋がりだと思います。

田口 優兜 さん
工学院大学
建築学部建築デザイン学科
2019年度 中学校卒業 (小中高)
中学生時代に一生懸命取り組んだこと
私が中学校時代に一生懸命取り組んだことは、合唱コンクールの指揮者です。この経験から学んだことは、自分の考えだけでは上手くいかず、他の人などから学ぶことが大切だということです。また、自分を客観的に見る能力も養えたと思います。自分が満足すればいいのではなく、他の人からどう評価されるかという視点で考えられるようになったのはよかったです。
卒業研究のテーマ
私の卒業研究のテーマは「オカダンゴムシの交替性転向反応の決定に関する感覚器官の影響」です。簡単にいうと、ダンゴムシの行動習性に感覚器官がどのように影響しているのかを実験を通して明らかにしよう、ということです。自分でダンゴムシを捕獲し、実験装置を自作し、実験条件を変えながら実験し、その結果をまとめました。
現在の自分
私は、大学で建築学を専攻しています。特に設計分野に興味を持ち勉強しており、大学卒業後には建築士の資格を取りたいと考えています。中学時代と比べて成長を感じる部分は、日頃から勉強するようになった点です。テスト期間だけ勉強するのでは足りないので、コツコツと課題をこなすことができるようになったと思います。
後輩である中学生へのメッセージ
明星学園という枠にとらわれずに、学校の外にも興味を持って、自分の興味のあるなしに関係なく、あらゆる方面にアンテナを張って過ごしていると新たな世界が見えてくると思います。また、迷ったら行動してみるといいと思います。行動して後悔はないです!