国語科

テキストを土俵にして
〈根拠のある読み〉を作る

教室(集団)で同じ文章を読んでいくとは、どのような行為なのでしょうか。個人の読書と違うことは明らかです。教室は一つの社会です。正しいと思われることを共有していく社会もあれば、それぞれの考えを認め合う社会などもあります。

明星学園では先生が正解を教え込んでいくのではなく、同じテキストを読む中で生徒が感じる「なぜ?」に耳を傾けています。そして誰かが提示した問いを基に自己や他者と対話をしながら時間をかけて〈根拠のある読み〉を築いていきます。テキストの表現だけでなくクラスメイトの発言も含めて一つ一つの言葉に着目し、言語感覚を共同的に磨き、様々な表現をしていく中で、思考する力を育てていきます。