教科の特徴

“探究する学び”を通じて主体的に考えるちからを身につけます

授業は生徒が自分の心で感じて、自分の頭で考えることからスタートします。提示された課題に対する生徒たちの「なぜだろう?」「何が正しいのか?」という疑問や感じた思いを大切にして、課題を解決するための仮説をみんなが自分で考えます。
教室の中には生徒それぞれの視点から「こうじゃないだろうか?」というたくさんの仮説が生まれますが、それらの意見を交流させて結論を探ることによって主体的な学びが生まれるのです。
このように簡単に解答を提示するのではなく、共同で探究することによって、多様な考え方があること、間違いを恐れる必要がないことなどを経験できる授業形式は、明星学園の伝統です。共同で探究する授業を通じて単なる学力だけではなく、教養としての知識や人に伝えるための表現力、他者の考えを大切にする社会性が育まれるのです。
中学生という多くの可能性に満ちた時期に、将来必要となる“探究するちから”の基礎を築き上げます。