自分のやりたいことに
全力で取り組む

鈴木 雄太さん

東京学芸大学

教育学部

2023年度 高等学校卒業 (中高)
鈴木 雄太

明星時代に一生懸命取り組んだこと

私が明星学園在学中に最も力を注いだことは、部活動と課外活動の両立です。部活動では陸上競技部に所属し練習に励みながら、外部では「高田雄太」という活動名を用いて、児童虐待防止活動、イベントの主催・司会、ラジオなど様々なことにチャレンジしました。その結果、部活動ではインターハイに出場することができ、昨年の2月には「高田雄太」として明星学園高校でイベントを開くこともでき、明星学園在学中に沢山の経験を積むことができました。

進路の決定について

「部活と自身の活動の両立ができ、なおかつ小中高の教員免許をとれる大学」という条件で大学を探したら、東京学芸大学が自身の条件を最も叶えられる大学であり、目指すことにしました。

入試の具体的な形態とアドバイス

入試形態は、学校推薦型選抜(公募推薦)を利用しました。学校推薦型選抜では事前資料、実技試験および競技成績、教育や体育・健康などの知識も問われる論文、面接の4項目で点数がつけられます。自身の課外活動と部活動の実績を踏まえると、事前資料・実技では点数をもらえる自信があったので、小論文と面接に軸を置いて対策しました。小論文と面接の対策としては、文部科学省の学習指導要領やNHKの教育ニュースを何度も読んだことなどが挙げられます。

合格のポイント

明星学園では、自身のやりたいことをとことん極めることができ、行動力を養うことができます。今考えると、この行動力が合格のポイントだったように思えます。自分は何かとびぬけた能力はありませんが、様々なことに興味関心をもち、「やりたい」と思ったことはすぐに行動することができます。そういった明星学園の6年間で養った「行動力」が合格に導いてくれたのだと思っています。

現在の活動

現在、私が力を注いでいることは高校時代と同じく部活動と課外活動の両立です。部活動では、24年度の関東インカレ2部で優勝することができたので、25年度も大きな大会で優勝することが目標です。課外活動は、虐待防止団体の理事からメディア活動など様々なことをしていますが、その中でも最近は、明星学園中学の授業で学んだ「哲学対話」のイベントの主催に力を注いでいます。このイベントには、明星学園の在校生・卒業生・保護者なども参加されていますので、もし興味があればぜひ!!

後輩へのメッセージ

明星学園の魅力は言わずもがな自由です。僕はこの自由のおかげで、自身のやりたいことに全力で取り組むことができ、沢山の経験をすることができました。その一方で自由ゆえの責任に苦しんだこともありました。しかし、「責任をもって自己決定できる自由」というのは他の学校にない明星学園特有の利点だと思います。皆さんも、この「自由」を有効活用し、自身のやりたいことにチャレンジしてみてください!お互い、頑張りましょう!!陰ながら応援しています。