明星時代に一生懸命取り組んだこと
私が明星学園の在学中に一生懸命取り組んだことは、明星の小学校のクラブから続けていた和太鼓と英語の活動です。和太鼓部では、東京都の大会や全国大会に向けて放課後はほとんど毎日部活があり、何度も苦しくて逃げ出したいと思ったこともありましたが、最後まで続けたということが受験期や今でも私の自信に繋がっていると感じています。
進路の決定について
9年生の頃に取り組んだ卒業研究で私は「どうして日本の英語教育はうまくいかないのか」ということをテーマに探究をしました。その中で大学ではこのようなことをもっと深く学びたいと思ったのがきっかけでした。また論文を書くにあたって読んでいた文献の中で、上智大学の外国語学部英語学科の教授が書いた本に出会い、将来はこの学科で勉強をしたいという思いを持ちました。
入試の具体的な形態とアドバイス
入試の形態は、公募推薦を利用しました。公募推薦では高等学校の調査票、自己推薦書、レポート等特定課題、学科試問、そして面接がありました。私自身、必要な資格試験は元々持っていたためレポートや学科試験の勉強に集中することができました。また、高校一年生から大学の入試で評定平均を使うことを意識してなるべく高く維持できるように毎回のテストでは努力していました。
合格のポイント
明星では、好きなことをとことん突き詰められる、そのことが合格のポイントであったと思います。一つでも好きなものや得意なものを持っていれば、それを自分の納得いくまで突き詰めることのできる学校であると思うので、部活を熱心に取り組んでいたことや好きな英語を学び続けるなど、コツコツ取り組みを続けていたことが他の人と私を分けるポイントになったのかもしれません。
現在の活動
現在、私が最も力を注いでいるのはサークル活動です。上智大学の英語学科限定サークルに所属しており、Summer Teaching Programという活動を通じて、夏休み期間中に小中学生に英語を学ぶことの楽しさを伝える取り組みを行っています。ボランティアサークルであるため、教材などすべてを自分たちで一から作成しています。大変なこともとても多いですが、それ以上に学ぶことが多く、大きなやりがいを感じています。 私たちは「教える」立場にありますが、子どもたちの学ぶ姿勢や、純粋に英語を楽しみながら学んでいる様子を目の当たりにして、私たち大学生自身が学ぶことも多く、学ぶことの大切さを再認識しています。
後輩へのメッセージ
私の明星での生活は、たくさん遊んで、たくさん学び、一生懸命になれることを納得のいくまで続けられたものでした。自由だからこそ、どんな選択をしても自分で責任を取らなければいけないし、普通の学校よりも自分で選択することがとても多いため、いつでも自分の軸を持って選択していけばきっとなりたい自分に近づくことができると思います。私も頑張ります。
