小学校時代の思い出
小学校時代の思い出は同級生や先生と過ごした楽しかった時間が印象的です。授業も主体的に学ぶことが多かったので、自ら考えて、実際に経験することができました。授業も含めて、学校一日が休み時間のように楽しかったのをよく覚えています。そして、ほかの学校ではまず体験できないモノづくりの体験や勉強の仕方、行事で行った大島、千倉など忘れられない時間を過ごしました。先生方との距離も近く、先生や友達に会うのが毎日とても楽しみでした。一生付き合う最高の仲間に出会えたことが一番の思い出です。
印象的な授業について
印象的な授業はやはりほかの学校にはないようなモノづくりの授業です。自分で鉄を使ってペーパーカッターを作ったり、藍染めで自分好みの一点物のT-シャツを作ったりした授業がとても印象的でした。縛り方や縛る強さで出てくる模様や色の濃さを決めることができるので、同じ模様ができることがないのがとても面白かったです。また、ストーリーテリングという授業ではおばあちゃんがろうそく一本でお話を聞かせてくれるという他では聞いたこともない授業がありました。毎回どんな話なのかワクワクで、あるときお話の最後にろうそくを指で消しているのを見たときの衝撃は今でも忘れられません。
現在の自分
現在私はエアラインのパイロットを目指して日々勉強しています。物心ついたころからの夢で、気づけば大学生、夢にどんどん近づいていますが実感はあまりないのが正直なところです。いまでも、ふと小中高と一緒に明星学園に通ってきた友達や先生のことを思い出します。自分のやりたいことや目指したいもの、挑戦したり興味を持ったりすることは私の明星学園での楽しかった生活で培われたものだと思います。試験や勉強に追われてそれほど自由はないものの、自分のやりたいことや学びたいことを学べている今もとても楽しいと感じています。
後輩(保護者)に向けたメッセージ
明星学園は自由な学校です。でもその自由は責任を伴い、なんでもやっていいわけではありません。自ら学ぶ機会がたくさんあり、様々な経験をすることができます。親身に寄り添って、時には叱ってくれる温かい人達に囲まれたひとつの故郷のような空間です。自分の好きなことを見つけて、続けられる。自分の良いところも伸ばして、直すべきところは直すことができる。そんな場所です。きっとこれから何十年も付き合っていく仲間もたくさんできると思います。私にとっては明星学園で過ごした時間が人生の宝物になりました。これからご入学される皆さんも明星学園でそんな時間を過ごせると思います。

