教育の4つの柱

体験Experience

体験することの背景にある
歴史や文化、自然を知る

Bringing history, culture and nature to life

明星学園小学校では“本物に触れる”“実際にやってみる”といった「体験」を大事にしています。実際に見たり聞いたり働きかけたりすることで、子どもたちはものごとを深く理解します。
さまざまな教科で「ものづくり」をしますが、これらを通して、先人の営みを追体験します。そしてその背景にある様々なことを感じとる扉が開かれるのです。それこそが「体験」を通して、よりリアルなイメージを体感することなのです。

対話Discussion

コミュニケーションを通じ、
相互理解を深める

Understanding by communicating

授業は、挙げられた課題に対して自分の予想を持つことから始まります。そして、なぜそのように考えたのかを友だちに伝えます。一つの課題に対して複数の考え方が発表されます。友だちの考え方を聞き合うことにより、それまで自分では持ち得なかった視点を手にすることもできます。この様に議論は、教科により検証の方法は様々ですが、本質へ迫る大切なプロセスです。そして同時に、クラスメイトを人として深く理解し合う語り合いの場でもあるのです。

綴るWriting

自分自身で発見し
その感動をことばに変換する

Learning to express your thoughts

“綴る”とは、自らが積極的に働きかけることによって得られた知識や感動がないとできません。
国語以外の教科や教科外活動においても、子どもたちが積極的に働きかけることができ、“綴る”に値する対象を厳選しています。すると子どもたちは自然や社会のできごと、あるいは様々な文章などに対して、感じたことや、わかったことを一つひとつ言葉に変え、ていねいに綴ります。自身の中に対象への心の動きがあるので、魅力的な文章を綴ることができるのです。

表現Expression

表現することの楽しさが、
工夫を生み、個性を形づくる

Discovering who you are

私たちはすべての教科において「表現」という視点を持っています。絵画や音楽だけでなく、書き綴る文章、朗読、レポート、身体表現であるマット運動など、学びの中で表現されるすべてがそうです。児童たちがある表現を発表し、子どもたち同士が互いの表現を認めて、そこから学んでいくことで、表現のレベルが上がっていくと考えます。そのためには、表現の機会を多く与えること、その善し悪しが正当に評価されることが重要です。そうすることで、表現することの喜びが自分のものとなり、表現力が飛躍的に伸びるものなのです。