校長挨拶

明星学園中学校・高等学校 校長 平野 康弘 Yasuhiro Hirano

明星学園高等学校で
仲間と支えあって自分の星を見つけてください

1924年、学園創立者の一人が校舎建設予定地を訪ねた帰り道、見上げた井の頭公園の森の空に輝く、宵の明星の美しさに心を打たれたことが「明星」という校名の由来です。

この校名には、生徒一人ひとりが明るく輝く星を目指して歩みを進めてほしいという願いが込められています。
そして、学園の教育理念である『個性尊重・自主自立・自由平等』の精神は、まもなく創立100周年を迎えようとしている現在も、教員と生徒の中にしっかりと受け継がれています。

皆さんは、一人ひとりが可能性を持った存在です。明星学園が掲げる「個性尊重」とは、その可能性を豊かに実らせることを意味しています。そのためには、感じる・考える・表現する力を自分の内に育て、将来の希望に向かって具体的に行動していくこと──「自主自立」が大切です。明星学園の授業をはじめとした日常は、まさに自分の輝く星を発見し、実らせる大きなきっかけとなるでしょう。その場には共に学ぶ友人や教員がいます。そして、そこには、お互いを認め信頼し、協力する関係が「自由平等」を土台として成立しているのです。

明星学園高等学校は、生徒が自ら「輝く星」を実現していくための具体的なサポートの仕組みと方法を、常に工夫して準備を怠らず、皆さん一人ひとりを心から迎えます。