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🌲学年交流会 〜7年生〜
4月25日(金)、新しい学校生活が始まったばかりの7年生たちが、武蔵野中央公園にて「学年交流会」を行いました。当日は早朝に雨が降り、芝生がやや濡れていたものの、公園には子どもたちの元気な声が一日中響き渡りました。
この学年交流会には、二つの目的がありました。一つは、クラス内だけでなく、クラスの枠を越えて交流を深めること。もう一つは、生徒自身が企画・運営に携わることで、主体性を育むことです。中学校生活のスタートにふさわしい、学びと楽し
さに満ちた一日となりました。
学校から公園までは、クラスごとに約5kmの道のりを歩いて移動しました。雲に覆われた空模様でしたが、暑くも寒くもない絶好の気候に恵まれ、子どもたちは笑顔を浮かべ、軽やかな足取りで楽しそうにおしゃべりをしながら歩いていました。
公園に到着後は、クラスごとのレクリエーションがスタート。ドロケイ、ドッジボール、借り物競争、人狼鬼ごっこなど、すべて生徒たち自身が考えた企画です。実行委員を中心に、準備やルール説明を自分たちで進める姿には、頼もしさが感じられました。
クラスレクリエーションの後は、学年全体での活動に移ります。「逃走中」や「明星ドッジ」では、クラスの枠を越えて声を掛け合い、協力しながら楽しむ様子があちこちで見られました。普段はなかなか話す機会のなかった仲間とも、自然と笑顔で打ち解ける姿が印象的でした。
レクリエーションの後は、レジャーシートを広げてみんなで昼食の時間。お弁当のふたを開けると、自然と笑顔がこぼれます。木陰や芝生の上で友達と一緒に食べるごはんは、きっといつも以上においしく感じたことでしょう。
教員も一緒にレクリエーションに加わり、子どもたちとの距離がぐっと縮まりました。無邪気に走り回る姿、大きな笑い声に包まれた空間には、心温まる時間が流れていました。
天候にも恵まれ、大きなトラブルもなく、学年交流会は無事に終了しました。子どもたちが互いを認め合い、協力し合い、そして心から楽しんだこの一日は、きっとこれからの学校生活を支える大切な思い出となるはずです。
中学1年生、素晴らしいスタートを切りました。今後のさらなる成長が、ますます楽しみです!
7年担当 伊藤