101年目のスタート!

 また新しい春がやってきました。新しい学年のスタートですね。今年の正門のサクラはピークが過ぎてしまい少し残念ですが、先週末ぐらいに学童に来ていた子どもたちや、登校の練習をしている新一年生の子どもたちは満開となったサクラを眺めることができたことでしょう。しかしきれいな開花を見ることができたのは桜だけではありません。アンズやコブシもきれいでしたし、サクラと同時期には職員室裏のモクレンも咲き、その紫色の花びらで、見るものを楽しませてくれました。これから自然界は劇的な変化を遂げていきます。それは花が咲くだけではなく、新しい葉が出てきたり、ビオトープの中にメダカの稚魚が泳ぐようになったり…。今年も自然はわれわれを楽しませてくれることでしょう。サクラの開花とともに新しい生活のスタート…とても日本人的な感覚なのかもしれません。でもその感覚がとても心地よいと思っています。
 一つずつ学年の上がった子どもたちは、新しい教室や新しい先生に興味津々です。不安もあるかもしれませんが、「いつも元気でニコニコ」の合言葉を大事にして、これからの1年、たくましくがんばってほしいですね。そして明日入ってくる新一年生をみんなで祝ってあげましょう。今年はどんな一年生が入ってくるでしょう。学校内で、通学途中で困っている一年生を見かけたら、どんどん声をかけてあげてくださいね。みんなで楽しい明星学園にしていきましょう。
 3月には6年生と4人の先生がたが明星学園を卒業していきました。そしてこの4月からは新しい6年生が小学校の中心となっていきます。これから先、新6年生はいろいろな行事で中心となって活躍していくことでしょう。自分が「これならがんばることができる」というものを探し、そこに力を注いでいけば、きっとみんなが幸せになれるのだと思います。
 またこの4月から4人の新しい先生を迎えることになりました。まずはお互いをよく知って、一緒に学校を盛り上げてほしいと思っています。その4人の先生と共に、教職員一同、愛する明星学園のために精一杯がんばります。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

 昨年度は創立100周年の記念すべき年でした。そして今年度は101年目という新たな100年の第一歩の年です。しばらく実施することのできなかった音楽会が復活し、さらに新たな試みも考えています。みんなの歌声を聴くことができることを、今からとっても楽しみにしています。みんなで協力して新たな100年を作っていきましょう。

短期留学のみなさん、おかえり!

 今年度も3月末にかけてオーストラリアの短期留学に行ってきたメンバーがいます。それぞれ不安などもあったのだと思いますが、結果的にはとても楽しんできたようです。始業式で報告がありましたが、これから先、クラスの中でも自分たちの経験を土産話として話してほしいですし、そこでの経験をふだんの学校生活に活かしてほしいですね。不安もあったと思いますが、何に関してもチャレンジしていく気持ちを持ち続けていくことが大事で、がんばった分、自分の自信につながることを知ってほしいと思っています。

(校長 照井)

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