高等学校
お知らせ
高校生が全国高校生マイプロジェクトアワード2024全国サミットに出場します!
みなさん、こんにちは。この度、10年生5名が全国高校生マイプロジェクトアワード2024の全国サミット出場が決まりました。(数千組の中から最終48チームに選出されました。)大会の詳細については下記URLをクリックして、ご覧ください。
マイプロジェクトアワードについて
全国サミット出場校のリスト
<速報>マイプロジェクトアワード2024全国Summit招待プロジェクト決定! | マイプロジェクト
全国サミットの視聴申し込みについて
マイプロジェクトアワード2024|全国Summitオンライン視聴
さて、10年生5名がどのような過程を経てここまで来たのかをご紹介します。プロジェクトタイトルは「君と政治」です。同プロジェクトは、立案者の生徒が中学校の卒業研究で「若者の政治無関心を打破する」というテーマで論文を書いたことがきっかけとなりました。10年生になり、このテーマでアクションを起こしたいという想いから生まれたのが、「君と政治」です。
初めのアクションとして、校内でワークショップを開催することに決めました。企画の立案、学校開催の許可を経て、2024年7/19(金)に1回目のワークショップを開催しました。ワークショップにはNO YOUTH NO JAPANの共同代表である足立あゆみさんをゲストに迎えました。前半の「知る時間」を足立さんに、後半の「話す時間」を10年生メンバーで行いました。知る時間では足立さんから、政治の仕組みの話や若者たちがどれだけ政治に関心を持っているのかを説明していただきました。話す時間では、10年生たちが中学校の哲学対話で培った経験を生かしました。5~6人1チームとなり、各チームでテーマを自分たちで決めて、ボールを持った人が話すのをベースにして、日常の困りごとやどうしたら若者に政治への関心を持たせることができるのかを話し合いました。
1回目のワークショップを経て、良かった点・改善点がありました。良かった点は、新たにこのプロジェクトに参加したい仲間が加わったことです。参加者の1人が自分自身もこのプロジェクトに入って成長したいと言ってくれたことが、彼らのモチベーションアップに繋がりました。一方、改善点は高校生の参加者が少なかったことでした。彼らがその原因として挙げたのが、あまりにも「政治」を前面に出しすぎてしまったため、高校生を惹きつけることができなかったということでした。
このような点を踏まえて、2025年2月1日(土)に2回目のワークショップ開催を実現することができました。また他校(新渡戸文化学園のみなさん)の生徒さんを招待することもできました。
今回は「話す時間」をメインにして、1回目と同様に哲学対話の手法を生かして、教員と高校生が対等な立場で対話をすることができました。高校生の参加者は前回と比べると大幅に増えて、前回の課題を見事に改善することができたと感じています。
これらの活動のプロセスを全国高校生マイプロジェクトアワード2024の審査で発表しました。昨年末にエントリーをして、書類審査、第1次地域サミット(プレゼンテーションと対話)、ビデオ動画審査、第2次地域サミット(プレゼンテーションと対話)を突破して、全国サミットに招待されました。
彼らのアクションはまだまだ道半ばで達成されているわけではありませんが、全国サミットに招待されたことは大変名誉なことです。また全国各地から集まる高校生たちと対話をすることで今までになかった刺激を受けられ、これからの活動の大きな原動力になることを期待しています。2025年3月28日~30日の3日間で全国サミットが開催されます。精一杯頑張ってまいりますので、応援をどうぞよろしくお願いいたします。