【8年生】22人の卒研ボランティアの皆さんの協力のもと、卒業研究テーマ相談会が開催されました!

2/17(土)8年生の卒業研究「テーマ相談会」を行いました。1年をかけて1人1人が取り組む卒業研究の問い、題材を耕していくための時間です。この日のために、22人の卒研ボランティアの皆さんに集まっていただきました。卒研ボランティアは、在校生や卒業生の保護者、明星学園とご縁のあった方が担ってくれています。毎回、たくさんの方に集まっていただけて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

第1部は、8年生全員がいちょうのホールに集まり、「『研究』とはどのような活動か?」というテーマで、大学の先生をされている3人のボランティアの方からお話を伺いました。「明星の卒業研究で大切にしてほしいことは何か」「科学的な探究とはどんなものか」ということから、今ご専門にされている学問に出会ったきっかけや専門にされている学問はどのようなものなのかということも具体的にお話していただきました。 

3人のボランティアの方のお話を聞いた8年生は、言語学に抱いていたイメージが変わったり(ひたすら文献を紐解いて研究する分野だと思っていたら、人間の研究でもあった!)、身の回りには、マーケティングやブランド戦略による工夫が溢れていることを知れたりと、研究の面白さに気づくきっかけをたくさんもらう時間となったようです。

第2部では、10のグループに分かれ、それぞれのグループに2〜3名のボランティアさんに加わっていただき、1人ずつ、今、自分が考えている題材や考えていることを発表していきました。1月から探究実践の授業を通して題材や問いを見つける準備を重ねていますが、まだまだ「問い」が見つかっていない8年生、漠然としている8年生も。でも、まずは、自分以外の人に話してみることも探究を深めていく大事な一歩!「本当は興味のある『人体』と大好きな『ダンス』を絡めた研究をしたいけど、いい問いが思いつかない。わからないからアドバイスがほしいです!」と正直に話してくれる8年生がいたり、「『推し』 を題材にしようと思っていたけれど、いろんな話を聞いていたら自分の関心の中心は違うかもって思えてきた」という8年生が出てきたりと、とても面白く、ワクワクする時間となりました。

ボランティアの皆さんから、8年生が持っているものを耕すための思いもよらないアドバイスや問いかけをたくさん投げかけていただきました。ボランティアの皆さんの見識の深さ、視点の多様さに、毎回、私たち教員もたくさんの刺激をいただいています。最初はドキドキしていた8年生たちの表情も終わる頃にはにこやかな表情に。

ここから本格的に探究の旅が始まります。1年後、どんな問いを見つけ、どんな結論に辿り着いているのか、私たちも教員も楽しく伴走していきたいと思います。

(8年学年スタッフ)

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