英語で世界が広がる喜びを
伝えていきたい

後藤 大河さん

アメリカ カンザス州 Hesston College

ビジネス専攻

2023年度 高等学校卒業 (中高)
後藤 大河

明星時代に一生懸命取り組んだこと

在学中はさまざまなことに挑戦しましたが、特に力を入れたのは明星祭の実行委員会です。中学時代に高校の明星祭を尋ねた際、はっぴを着てトランシーバー片手に走りまわっている明祭委員の姿に憧れ、高校入学前から委員になりたいと思っていました。1年目と2年目は会計・事務担当として幹部を務め、最後の12年生では委員長をやらせていただきました。コロナ明けで十分な引き継ぎがなく、0からの再スタートでしたが、公式Webサイトの開設などでコロナ前を超える明星祭を実現しました。この経験を通じて対応力や困難を楽しむ力が身につき、最高の思い出となりました。

進路の決定について

両親が海外の大学を卒業していたことから海外進学に興味を持っていましたが、実際に決断したのは高校2年の夏休みでした。基本的に自力で準備を進めましたが、留学政策の変更などが重なり、高校3年の12月まで志望校や渡航先が決まらない状況でした。その間、国内大学への変更も考えましたが、担任や英語の先生と相談を重ね、最終的にアメリカの大学を選びました。今では海外進学を決断して本当に良かったと思い、支えてくれた先生方に感謝しています。

入試の具体的な形態とアドバイス

海外進学の入試形態は国や大学によって大きく異なるのが事実ですが、僕の場合は英語試験のスコア(TOEFLやIELTS)と学校の成績、自分の活動実績のPR文(英文)を使いました。日本でいうと総合型選抜みたいなものかなと思います。現地校に行っての学科試験や面接はないので、すべては提出した書類によって決まります。自己PR文を自分の英語の先生にも協力していただき何度も書き直した他、先生からの推薦文も作っていただき念入りに準備しました。在学中は、学校の成績や課外活動(明星祭・部活)など在学中にしかできないことに重点的に力を注ぐことを意識しました。

合格のポイント

アメリカの大学は日本とは違い合格は比較的簡単に受けることができます。しかし場合によっては奨学金の値段が変わることがあります。特に、その人の個性や独自の経験は合格や奨学金を大きく左右する重要なポイントです。僕の場合は明星在学5年間の、夢中になって、そして目標を成し遂げたという経験を失敗・成功含め包み隠さずアピールできたことは大きかったと思います。またこのようなアピールポイントを持つことができたのも自分が明星生だったからなのではないかというのは卒業してから思いました。

現在の活動

毎日の生活を送るということを一生懸命がんばっています。新しい環境と新しい言語の中で自分のペースを維持しつつ、英語のレベルを上げる、そしてより良い成績をとるということに注力しています。まだ何か課外のことをできるほど余裕がないのですが今後は日本・アメリカ問わず活動の幅を広げていきたいです。この先については、まだ何もはっきりとしたビジョンはないのですが、最終的には先生となり英語で世界が広がる喜びを伝える、ということを目標にしています。

後輩へのメッセージ

明星学園はみなさんのやってみたいを本気で応援してくれる学校です。学校内・外問わず自分がやってみたいこと、強くなりたいことに夢中になって、みなさんのワクワクを探してみてください!応援しています!